走り納めはどこ行くかなー
↓
ツーリングマップル見て決めるか
↓
(1ページ目)浜松イイネ!
という経緯で決行となりました静岡県南西部の海沿い、浜松へのツーリング。その前日準備から。
冬のツーリングで冷えて困るのは主に顔、手先、足先、そして膝。以前真冬に千葉の犬吠埼まで日の出を見に行った時は、-3度の中をひた走って寒さで膝が痛くなるという体験をしました。
あれは本当にどうしようもなく参ったので、まだ12月末でそんなに酷い寒さじゃないですが一応対策を。
GOLDWIN セボナーカーゴパンツの膝に入れるプロテクター。
ワッフル状なので保温性はあまり期待できません(一応外気と膝の間に空間ができるのでないよりはマシ
そこで……
貧乏臭いですが新ぶn……いや、ニュースペーパーコーティングと呼びましょう! ヒュー、カッコイイ!
これを仕込めば膝の保温性は安心です。
あと顔の防寒はスクリーン+フルフェイス+フェイスマスク、手先はナックルバイザー+電熱グローブ、足先は防雨用のブーツカバー。こんなもんでいいんじゃないでしょうか。
そして今日5時前に起床。身支度を整えて5時半過ぎに出発しました。気温は0度。
行きは下道で行きます。まずは国道129号を南下して、小田原厚木道路(国道271号)と並走する側道へ。高速だけではなく有料道路も不使用です。
小田厚道路の側道って初めて走ったんですが、入ってすぐは対面通行とは思えず危ないですね。片側二車線の感覚で右側を走ろうとしたら実は片側一車線で、右側は対向車線という怖さ。対面通行の標識をもっと置いてくださいよォー!
その側道から国道1号に。いつかは国道1号を端から端まで縦断したいと考えながら海沿いを西へ。
さーて道の下調べをせずハンドルにセットしたスマホのグーグルナビ先生に任せているんですが、どんなルートで浜松まで連れて行ってくれるのかなー?
小田原を過ぎたところで察しました。……国道1号のまま箱根新道か。夜が明けて間もない山道。
入り口から路肩や斜面の雪化粧が恐怖心を煽ってくれますが、幸い路面凍結はありませんでした。それでもゆっくり目で後ろから車が来たら道を譲るくらいのペース。
メーターをチラリ。
[-4゜C]
ああ、やはり平地より3~4度くらいは下がりますよね。まあ想定内想定内。
それから進むにつれて標高も高くなっていきます(チラッ
[-7゜C]
!?!!!!????!!
あれ? メーターの故障かな(白目
MANAのメーターがここまで低い気温を示すのは初めてです。おおよそバイク乗る環境じゃない。
防寒してても口元と足先が冷えます。GERBINGの電熱グローブも最大出力では手の甲が低温火傷するので出力50~75%、そうすると指先はかじかまないにしても冷たくなっていきます。アメリカ製はこういう細かいところがなあ……。
あ、膝は暖かかったです。すごいぞ新聞紙!!
箱根新道から東海道を抜けて平地まで降りてくると8時前になりました。
国道1号沿いの松屋で男の朝飯!
牛めし(並)280円を注文。温かいお茶と味噌汁が付いてこのお値段は素晴らしいですね。
防寒装備のまま胃に詰め込んで身体の内から温まりました。脚色なしに救い。
店を出ると気温2度。すごいな~、山から9度も上がったぞハハハ。……ハハハ。
気温は低いものの日が登って背中に直射日光浴びられるようになったのは大きかったです。
その後も国道1号を西へ走り続け、途中で1回コンビニ休憩。
そして11時半前に第一の目的地である遠州大砂丘(中田島砂丘)へ到着!
ツーリングマップルによると日本三大砂丘の一つですって。砂丘って鳥取しか知りませんでした。
さて、車では入れないようなところを走って砂丘の裏側に停車したわけですが……
うーん、この。
大砂丘っていうほど大したもんでもない気が。砂丘には砂が飛ばないようにか杭みたいなのがいっぱい刺さっていて風情に欠けますし。
けど一応は近寄って撮影してみますかね。MANAを置いて砂の斜面を駆け下ります。
「ふーん」と流し見てMANAへ振り向くと……ん!? 結構イイ画じゃないですか!
砂丘とMANAと雲。
上から見下ろすと単調なコントラストから距離感が掴めず小さく見えた砂丘ですが、下から見上げると意外なほど高低差があり広大に感じます。なるほど日本三大砂丘にも納得です。
勉強になりました。砂丘は見下ろすものではなく見上げるもの、と。
上から全体像を見るとしょぼくなりますが、同じ目線だとどこまでも続いてそうな錯覚が。
砂丘で撮影を終えると昼飯時に。浜松といえば浜名湖、浜名湖といえば鰻の養殖!
マップルでもオススメされている「つるや」に到着。
アール「(入店)一人です」
店員「鰻しかありませんが大丈夫ですか?」
アール「はい大丈夫です」
はあん、バイク乗りは車を買えない貧乏人だと思ってるな? こう見えても僕は……
と膝に新聞紙を仕込んだ男が申しております。
12時過ぎに入店したんですが客は自分だけでした。あまり待たずに済むのはラッキー。
オススメに従い二段丼(並)2,400円を注文!
そしてマップルを眺めながら待つこと数分。
二段丼が到着。おお、ご飯の隙間に鰻がチラリ。いただきまーす。
うん、香ばしく、柔らかく。身は淡泊ながらしっかり味が感じられ、なおかつ脂とタレで濃厚。これが丼の上とご飯の間からの連携で最高に贅沢ですね。嗚呼白飯が足りんッ!!
肝のお吸い物も美味しかったです。満足、満足。
昼飯が済んだらあとは浜名湖をグルリと周って高速で帰ります。
まずは鰻屋から近い浜名湖の南東、弁天島へ。
弁天島を通り抜けたところで一枚。
弁天島ってなんか観光名所っぽい名前ですけどそんなこともなかったぜ! 釣り人が多いくらい。
けど弁天島のキャンプ場である渚園はいつか利用してみたいなと思いました。島でキャンプという響きには惹かれます。
それから弁天島の別の道を抜けて浜名湖の南に戻って、南→西→北へとグルリ。三ヶ日ICから東名道に乗りました。
そしてICからすぐなんですが浜名湖SAへ。マップルによると「東名高速の中で最も風光明媚なSAの一つ」とあったので気になりまして。
上下線が一緒になった大きなSAでした。
駐車場と施設の間の歩道には無数の屋台が並び、名物の鰻の蒲焼きとか鰻の唐揚げなんてものまで。
しかしそれらはスルーして展望台へ向かいます。
ああ、これは確かに風光明媚。
浜名湖の複雑な湖岸線は様々な景色を見せてくれます。どれ、もっと奥まで行ってみますか。
カーン、カーン
おんや、どこからか鐘の音が。船でも通っているのでしょうか?
展望台の奥、音のする方へ歩いていきます。
船ではなく、小さな鐘を観光客が鳴らしているようです。
あ、これは嫌な予感がする。いや、しかしまさか、こんなところにまで……
どうして僕の行く先々に存在しているんだよおおおおおおおおお!!!
那須高原と群馬に続いて3度目の遭遇。これは多いのか、少ないのか。
ええと調べてみますと全国に110箇所+α。そんなにあるのか……いや全国に110箇所しかないのに3箇所も巡り遭ってしまったと言えるのか。
どうでもいいですね。特に休憩も取らず出発。東名道を東へ。
しばらく走っていると燃料警告灯が点灯しました。
はて、前の給油から何kmくらい走っていたか……もしかして250kmくらい?
ヤバイ。高速でガス欠だけはヤバイです。どう考えても浜名湖SAで入れておくべきでした。こんな時に限って次の給油できるSAまでは距離があって……。
やむなく沼津ICで降りてすぐセルフスタンドで給油。入ったのは14Lで、つまり残り2Lでした。あと50kmほど走れたとして……やはり次の足柄SAまでは微妙なところ。降りてよかったです。
その後は沼津ICに戻らず再設定したナビに従って伊豆縦貫自動車道(これも国道1号)へ。
伊豆縦貫道は行きで走った東海道に繋がっていて、そこからさらに箱根新道へと戻りました。この時間なら路面凍結の心配もないのでツーリングモードからスポーツモードに変えてブイブイ。
ただ少しすると日が完全に沈んで暗くなったので、一応山道でスリップしないようお守り程度にレインモードで走行しました。3つのマップを使い分ける自分は見事なアプリリア乗りですよね(キリッ
あとは小田厚道路と圏央道に乗って18時頃に帰宅しました。今年開通した圏央道は便利ですねえ。
以上、約520kmの走り納めツーリングでした。
とにかく寒く疲れましたが、1月末にはもっとハードなやつをやる予定です。
↓
ツーリングマップル見て決めるか
↓
(1ページ目)浜松イイネ!
という経緯で決行となりました静岡県南西部の海沿い、浜松へのツーリング。その前日準備から。
冬のツーリングで冷えて困るのは主に顔、手先、足先、そして膝。以前真冬に千葉の犬吠埼まで日の出を見に行った時は、-3度の中をひた走って寒さで膝が痛くなるという体験をしました。
あれは本当にどうしようもなく参ったので、まだ12月末でそんなに酷い寒さじゃないですが一応対策を。
GOLDWIN セボナーカーゴパンツの膝に入れるプロテクター。
ワッフル状なので保温性はあまり期待できません(一応外気と膝の間に空間ができるのでないよりはマシ
そこで……
貧乏臭いですが新ぶn……いや、ニュースペーパーコーティングと呼びましょう! ヒュー、カッコイイ!
これを仕込めば膝の保温性は安心です。
あと顔の防寒はスクリーン+フルフェイス+フェイスマスク、手先はナックルバイザー+電熱グローブ、足先は防雨用のブーツカバー。こんなもんでいいんじゃないでしょうか。
そして今日5時前に起床。身支度を整えて5時半過ぎに出発しました。気温は0度。
行きは下道で行きます。まずは国道129号を南下して、小田原厚木道路(国道271号)と並走する側道へ。高速だけではなく有料道路も不使用です。
小田厚道路の側道って初めて走ったんですが、入ってすぐは対面通行とは思えず危ないですね。片側二車線の感覚で右側を走ろうとしたら実は片側一車線で、右側は対向車線という怖さ。対面通行の標識をもっと置いてくださいよォー!
その側道から国道1号に。いつかは国道1号を端から端まで縦断したいと考えながら海沿いを西へ。
さーて道の下調べをせずハンドルにセットしたスマホのグーグルナビ先生に任せているんですが、どんなルートで浜松まで連れて行ってくれるのかなー?
小田原を過ぎたところで察しました。……国道1号のまま箱根新道か。夜が明けて間もない山道。
入り口から路肩や斜面の雪化粧が恐怖心を煽ってくれますが、幸い路面凍結はありませんでした。それでもゆっくり目で後ろから車が来たら道を譲るくらいのペース。
メーターをチラリ。
[-4゜C]
ああ、やはり平地より3~4度くらいは下がりますよね。まあ想定内想定内。
それから進むにつれて標高も高くなっていきます(チラッ
[-7゜C]
!?!!!!????!!
あれ? メーターの故障かな(白目
MANAのメーターがここまで低い気温を示すのは初めてです。おおよそバイク乗る環境じゃない。
防寒してても口元と足先が冷えます。GERBINGの電熱グローブも最大出力では手の甲が低温火傷するので出力50~75%、そうすると指先はかじかまないにしても冷たくなっていきます。アメリカ製はこういう細かいところがなあ……。
あ、膝は暖かかったです。すごいぞ新聞紙!!
箱根新道から東海道を抜けて平地まで降りてくると8時前になりました。
国道1号沿いの松屋で男の朝飯!
牛めし(並)280円を注文。温かいお茶と味噌汁が付いてこのお値段は素晴らしいですね。
防寒装備のまま胃に詰め込んで身体の内から温まりました。脚色なしに救い。
店を出ると気温2度。すごいな~、山から9度も上がったぞハハハ。……ハハハ。
気温は低いものの日が登って背中に直射日光浴びられるようになったのは大きかったです。
その後も国道1号を西へ走り続け、途中で1回コンビニ休憩。
そして11時半前に第一の目的地である遠州大砂丘(中田島砂丘)へ到着!
ツーリングマップルによると日本三大砂丘の一つですって。砂丘って鳥取しか知りませんでした。
さて、車では入れないようなところを走って砂丘の裏側に停車したわけですが……
うーん、この。
大砂丘っていうほど大したもんでもない気が。砂丘には砂が飛ばないようにか杭みたいなのがいっぱい刺さっていて風情に欠けますし。
けど一応は近寄って撮影してみますかね。MANAを置いて砂の斜面を駆け下ります。
「ふーん」と流し見てMANAへ振り向くと……ん!? 結構イイ画じゃないですか!
砂丘とMANAと雲。
上から見下ろすと単調なコントラストから距離感が掴めず小さく見えた砂丘ですが、下から見上げると意外なほど高低差があり広大に感じます。なるほど日本三大砂丘にも納得です。
勉強になりました。砂丘は見下ろすものではなく見上げるもの、と。
上から全体像を見るとしょぼくなりますが、同じ目線だとどこまでも続いてそうな錯覚が。
砂丘で撮影を終えると昼飯時に。浜松といえば浜名湖、浜名湖といえば鰻の養殖!
マップルでもオススメされている「つるや」に到着。
アール「(入店)一人です」
店員「鰻しかありませんが大丈夫ですか?」
アール「はい大丈夫です」
はあん、バイク乗りは車を買えない貧乏人だと思ってるな? こう見えても僕は……
と膝に新聞紙を仕込んだ男が申しております。
12時過ぎに入店したんですが客は自分だけでした。あまり待たずに済むのはラッキー。
オススメに従い二段丼(並)2,400円を注文!
そしてマップルを眺めながら待つこと数分。
二段丼が到着。おお、ご飯の隙間に鰻がチラリ。いただきまーす。
うん、香ばしく、柔らかく。身は淡泊ながらしっかり味が感じられ、なおかつ脂とタレで濃厚。これが丼の上とご飯の間からの連携で最高に贅沢ですね。嗚呼白飯が足りんッ!!
肝のお吸い物も美味しかったです。満足、満足。
昼飯が済んだらあとは浜名湖をグルリと周って高速で帰ります。
まずは鰻屋から近い浜名湖の南東、弁天島へ。
弁天島を通り抜けたところで一枚。
弁天島ってなんか観光名所っぽい名前ですけどそんなこともなかったぜ! 釣り人が多いくらい。
けど弁天島のキャンプ場である渚園はいつか利用してみたいなと思いました。島でキャンプという響きには惹かれます。
それから弁天島の別の道を抜けて浜名湖の南に戻って、南→西→北へとグルリ。三ヶ日ICから東名道に乗りました。
そしてICからすぐなんですが浜名湖SAへ。マップルによると「東名高速の中で最も風光明媚なSAの一つ」とあったので気になりまして。
上下線が一緒になった大きなSAでした。
駐車場と施設の間の歩道には無数の屋台が並び、名物の鰻の蒲焼きとか鰻の唐揚げなんてものまで。
しかしそれらはスルーして展望台へ向かいます。
ああ、これは確かに風光明媚。
浜名湖の複雑な湖岸線は様々な景色を見せてくれます。どれ、もっと奥まで行ってみますか。
カーン、カーン
おんや、どこからか鐘の音が。船でも通っているのでしょうか?
展望台の奥、音のする方へ歩いていきます。
船ではなく、小さな鐘を観光客が鳴らしているようです。
あ、これは嫌な予感がする。いや、しかしまさか、こんなところにまで……
どうして僕の行く先々に存在しているんだよおおおおおおおおお!!!
那須高原と群馬に続いて3度目の遭遇。これは多いのか、少ないのか。
ええと調べてみますと全国に110箇所+α。そんなにあるのか……いや全国に110箇所しかないのに3箇所も巡り遭ってしまったと言えるのか。
どうでもいいですね。特に休憩も取らず出発。東名道を東へ。
しばらく走っていると燃料警告灯が点灯しました。
はて、前の給油から何kmくらい走っていたか……もしかして250kmくらい?
ヤバイ。高速でガス欠だけはヤバイです。どう考えても浜名湖SAで入れておくべきでした。こんな時に限って次の給油できるSAまでは距離があって……。
やむなく沼津ICで降りてすぐセルフスタンドで給油。入ったのは14Lで、つまり残り2Lでした。あと50kmほど走れたとして……やはり次の足柄SAまでは微妙なところ。降りてよかったです。
その後は沼津ICに戻らず再設定したナビに従って伊豆縦貫自動車道(これも国道1号)へ。
伊豆縦貫道は行きで走った東海道に繋がっていて、そこからさらに箱根新道へと戻りました。この時間なら路面凍結の心配もないのでツーリングモードからスポーツモードに変えてブイブイ。
ただ少しすると日が完全に沈んで暗くなったので、一応山道でスリップしないようお守り程度にレインモードで走行しました。3つのマップを使い分ける自分は見事なアプリリア乗りですよね(キリッ
あとは小田厚道路と圏央道に乗って18時頃に帰宅しました。今年開通した圏央道は便利ですねえ。
以上、約520kmの走り納めツーリングでした。
とにかく寒く疲れましたが、1月末にはもっとハードなやつをやる予定です。